3年に一度の美術の祭典、横浜トリエンナーレ

アート

先日、横浜トリエンナーレに行って来ました。

今回はスケジュール的に見送りかなーと思っていたのですが、

映画監督の友人が面白かったよ、と勧めるので

じゃあ行こうか…と。

 

簡単に説明すると、

横浜トリエンナーレとは

世界の現代美術作家が集められた

3年に一度開催されるお祭りみたいなものです。

 

今年で第6回目。

なんだかんだで皆勤賞!!

1回目の時は学生でした。

 

草間彌生の野外展示を見ながら

のんびりごはん食べた思い出が。

個人的に好き、

気になる作品の写真を

幾つか撮影したので

(撮影OKでした)

ちらりと。

プラバンティ・メパイル「yt / 40」
ホワイトキューブの中に
銅線が張り巡らしてある。

こういう繊細系インスタレーションって

廃れないよね。

 

 

 

 

 

 

「スタジオ・カレンダー」 ロブ・プルイット

ロブ・プルイットのカレンダーは

自分の誕生日を探してる人がたくさんいた。毎日細かく書かれていて

観ていて楽しい。

 

 

 

 

 

 

パオラ・ピヴィ「準備ができたら教えて」

羽で出来たクマさん。
皆写真撮っていた。
そりゃあ可愛いもんね!!
みんな大好き、

大御所のオラファー・エリアソン

テート・モダンでの出世作「ウェザー・プロジェクト」
を小型化したような作品「Eye see you」の前で。
ジョコ・アヴィアント 「善と悪の境界はひどく縮れている」
日本のしめ縄からインスパイヤ。
竹を使った大きな作品です。
巨大系ってそれだけで成立する感じが
ずるいよね。

移動して赤レンガの会場へ。

 

 

 

 

 

クリスチャン・ヤンコフスキーの作品。
重量挙げの選手たちが共産党の指導者たちの

巨大な銅像を持ち上げる

ビデオと写真の作品。

文句無しの面白さ。

一緒に展示してあった、

横浜にある彫刻をマッサージした作品も好き。

宇治野宗輝「プライウッド新地」
アメリカ由来の
古い電化製品
調理器具、自転車、車の部品と
ギターなどが連携し、
音楽を奏でるインスタレーション。
正直ピンとこなかったけど
(ああ、実験音楽枠ね〜みたいな)
人がたくさん集まっていました。
こういう実験系は
いつの時代も人気ありますね。

 

 

 

 

 

グナル・キャルタンソン「ビジターズ”」

マルチビデオで

それぞれの画面の登場人物たちの奏でる楽器が
全体でシンクロする作品。

カメラのライティング、ロケーション
キャステイング全てに於いて最高でした。

こんな観客を飽きさせない

映像作品は今まであっただろうか?

って思う程。

(美術の映像作品って途中で飽きるものが多くて)

 

クライマックスのちょうど良い所から観れたので

ラッキーでした。

かなり駆け足で観た
横浜トリエンナーレ。
横浜美術館より
赤レンガの方が
面白い作品が多かった!
ということで、
11月までトリエンナーレは開催しているので、
興味のある方は是非足を運んでみて下さいね。

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